うどん一尺、そば八寸
読み方
うどん いっしゃく、そば はっすん意味
うどんは一尺(約30cm)、そばは八寸(約24cm)ほどの長さが、食べるのにちょうどよいという意味。太いうどんと細いそばでは食べやすい長さが異なることをいい、物事にはそれぞれ適した程度や寸法がある、という趣旨でも用いられる。由来
正確な成立年や初出資料は不明である。尺貫法が日常的に使われていた時代の、麺の食べやすさに関する俗諺として生まれ、江戸時代(17~19世紀)から伝わるとされる。「一尺」は約30.3cm、「八寸」は約24.2cmで、うどんとそばの太さ・食感の違いに応じた目安を示している。備考
現在の麺の規格を定める表現ではなく、昔の食べやすさの目安を示す言い回しである。日常会話で頻繁に使われることわざではない。例文
- 父はそばをゆでる前に、「うどん一尺、そば八寸というくらいだから、麺の長さも大事だ」と話した。
- 老舗の説明板には、うどん一尺、そば八寸は麺の食べやすい長さをいう昔のことわざだと記されていた。
- 宴会用の麺を準備する際、料理長はうどん一尺、そば八寸を目安に、食べやすい長さへ切りそろえた。
類義語
- 過ぎたるは及ばざるが如し
- 何事もほどほど