一つ覚えの百知らず
読み方
ひとつおぼえ の ひゃくしらず意味
一つのことだけを覚え込んで、それ以外の多くのことを知らない人をいう。限られた知識や方法に固執し、広い知識・応用力・状況に応じた判断力がないことを、やや批判的に表すことわざ。由来
特定の出典や成立年代は明確ではない、古くから伝わる俗諺とされる。「一つのことを覚えただけでは、百のことを知らないのと同じだ」という対比的な表現から成り、江戸時代以前から口承で用いられてきた可能性がある。備考
人の知識や考え方の狭さを非難する響きがあるため、本人に直接使う際は注意が必要です。専門性そのものを否定する語ではなく、視野や応用力の欠如をいう表現です。例文
- 彼は昔のやり方だけにこだわる。一つ覚えの百知らずにならないよう、新しい知識も学ぶべきだ。
- 同じ解き方しか知らないと、一つ覚えの百知らずだと言われかねない。
- 専門を深めることは大切だが、一つ覚えの百知らずでは仕事の変化に対応しにくい。