一人の敵は七人の敵
読み方
いちにんのてきは しちにんのてき意味
一人の人を敵に回したり恨まれたりすると、その人の家族・友人・仲間なども加わり、多くの敵を作ることになりかねないという戒め。人間関係では、軽率に人を傷つけたり対立したりしないようにせよという意味で用いる。由来
成立した時期や最初の出典は明確ではない。古くから伝わる処世上の戒めとして用いられてきたことわざで、一人との争いがその周囲の人々との対立にも広がることを、「七人」という数で印象的に表したものとされる。備考
「七人」は厳密な人数ではなく、一人を敵にすると周囲にも対立が広がり、多くの敵を招くという意味を強める表現。対人関係や組織内の処世訓として使われる。例文
- 一人の敵は七人の敵というから、担当者との行き違いでも誠実に説明しよう。
- 彼は部下の意見をいつも切り捨てていたが、一人の敵は七人の敵になることを忘れていた。
- 地域の代表を軽んじれば、その支持者まで反発しかねない。一人の敵は七人の敵だ。
- 祖父は、人付き合いでは一人の敵は七人の敵という言葉を心に留めておけと教えてくれた。
- SNSで相手を感情的に攻撃する前に、一人の敵は七人の敵ということわざを思い出した。
類義語
- 一人の敵は七人の敵を持つ
- 敵は少ないほどよい
- 人を呪わば穴二つ
対義語
- 和をもって貴しとなす
- 敵を味方にする