一人の目より十人の目
読み方
ひとり の め より じゅうにん の め意味
一人だけで見たり考えたりするよりも、多くの人の目で確認するほうが、見落としや誤りを防ぎ、物事を正確に判断できるということ。複数人による点検・監査・意見交換の大切さをいう。由来
特定の作者・典拠や成立年代は明らかではない。多くの人で見れば一人では気づかない点にも気づけるという、共同作業や相互確認の経験則から生まれ、ことわざとして定着した表現である。備考
主に、書類・製品・計画などを複数人で確認する場面で使う。人数が実際に十人である必要はなく、「多くの人の目」を表す。多人数による混乱を戒める意味ではない。例文
- 重要な契約書は担当者一人で確認せず、部署全体で読み合わせよう。一人の目より十人の目というからね。
- 新商品のパッケージ案は、社内だけでなく利用者にも見てもらった。一人の目より十人の目で、分かりにくい表示が見つかった。
- 校正では見落としが起こりやすいので、原稿を複数の人に確認してもらう。一人の目より十人の目だ。
類義語
- 三人寄れば文殊の知恵
- 一人の知恵より万人の知恵
- 一人の耳より十人の耳