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一番茶は嫁に飲ますな

読み方

いちばんちゃ は よめ に のますな

意味

その年に最初に摘んだ一番茶は香り・味がよく貴重なので、嫁に飲ませるのは惜しい、という意味のことわざ。姑が嫁を大切にしない、あるいは嫁をねたむ気持ちを表す言い方として用いられる。茶に含まれる成分が妊娠によくないという古い俗信に基づくとする説もある。

由来

正確な成立時期や初出は不明である。新芽から摘む一番茶が特に香味に優れた貴重品とされた、茶の産地や農村の生活習俗の中で生まれた民間のことわざと考えられる。「秋茄子は嫁に食わすな」と同様に、嫁への意地悪・嫉妬を示す表現として解釈されることが多い。一方で、一番茶の成分を妊娠中の女性に控えさせた古い俗信に由来するという説もある。

備考

嫁を排除・軽視するように受け取られ得る古い表現であり、現代の日常会話で使う際は注意が必要。実際に嫁へ飲ませないよう勧める言葉ではない。

例文

  • 祖母は「一番茶は嫁に飲ますな」と冗談を言ったが、実際には家族全員に新茶をいれてくれた。
  • 「一番茶は嫁に飲ますな」という言葉には、かつての嫁姑関係や女性観が表れている。
  • 取材では、一番茶は嫁に飲ますなという古いことわざを紹介したうえで、現在は誰もが新茶を楽しむ時代だと説明した。

類義語

このことわざに使われている漢字