上手の手から水が漏る
読み方
じょうず の て から みず が もる意味
どんなに技量が優れた人でも、ときには失敗したり、見落としをしたりすることのたとえ。熟練者や専門家であっても完全ではないため、失敗を過度に責めるべきではないという意味でも用いる。由来
水を手ですくっても、どれほど手先の器用な人の手からでも水滴が漏れ落ちることがある、という身近な情景をたとえにしたことわざ。成立した正確な年代や最初の出典は明確ではないが、近世以降に広く用いられてきた表現とされる。備考
「上手」は「じょうず」と読み、技術・技能に優れた人を指す。失敗した人を慰めたり、完璧を求めすぎないよう戒めたりする場面で使う。例文
- 長年この仕事をしている部長が計算を間違えたが、上手の手から水が漏るということもある。
- 名人の演奏にも小さなミスがあった。上手の手から水が漏るとはこのことだ。
- 彼女の誤字を責めすぎないで。上手の手から水が漏ると言うように、誰にでも失敗はある。