上見て暮らすな下見て暮らせ
読み方
うえ みて くらすな した みて くらせ意味
自分より恵まれた人や裕福な人を見て、うらやんだり不満を抱いたりしてはいけない。自分より恵まれない人もいることを考え、今の自分の暮らしや境遇に満足して生きるべきだ、という教え。由来
庶民の生活感覚から生まれ、口伝えに広まったことわざと考えられる。上の立場・財産の人を見れば欲望や不満が尽きず、下の境遇の人を見れば自分の幸せに気づける、という発想に基づく。正確な初出や成立年は不明だが、江戸時代以降に広く用いられてきたとされる。備考
他人との比較から生じる不満を戒める表現。下の立場の人を見下す意味で使わないよう注意が必要で、現代では「今あるものに感謝する」という趣旨で用いるのが望ましい。例文
- 友人が高級車を買ったからといって落ち込む必要はない。上見て暮らすな下見て暮らせ、という気持ちも大切だ。
- 収入が増えても、さらに裕福な人と比べれば不満は尽きない。上見て暮らすな下見て暮らせと言うように、今ある生活に感謝しよう。
- 祖父は、ぜいたくを望んでばかりいる私に「上見て暮らすな下見て暮らせだよ」と諭した。
類義語
対義語
- 現状に満足しない
- 高みを目指す
- 上を目指して努力する