人の行く裏に道あり花の山
読み方
ひとのいく うらに みちあり はなのやま意味
多くの人が選ぶ道とは反対の、まだ人が注目していない所にも、成功につながる道や大きな利益を得る機会があるという意味。人まねをせず、独自の着眼点で行動することの大切さをいう。特に相場では、大勢の動きに安易に従わない「逆張り」の考え方として用いられる。由来
明確な作者・初出・成立時期は不明である。古くから伝わる表現で、近世以降、とくに株式や商品取引などの相場の世界で「多数派と反対の動きに好機がある」という相場格言として広く用いられてきた。「花の山」は、まだ人に知られていないが、豊かで魅力的な場所・大きな利益の見込める機会のたとえ。備考
主に相場・事業・進路選択などで使う。多数派と反対の行動を無条件に勧める言葉ではなく、十分な調査や判断が必要である。「人の行く道の裏に道あり」とする言い方もある。例文
- 競合各社が都市部向けのサービスに集中するなか、彼らは地方市場に目を向けた。まさに「人の行く裏に道あり花の山」という発想だ。
- 投資では皆が買っているからといって飛びつかず、「人の行く裏に道あり花の山」を念頭に、見過ごされている企業を調べている。
- 人気の観光地を避けて地元の人に聞いた山道を歩くと、美しい花畑に出会った。人の行く裏に道あり花の山、とはこのことだ。
類義語
- 人の捨てたものは拾え
- 人と同じことをしていては抜きん出られない
対義語
- 長いものには巻かれろ
- 右へ倣え