借金も財産の内
読み方
しゃっきん も ざいさん の うち意味
借金は返済義務を伴うものだが、事業や資産形成のために有効に使い、返済できる見込みがあるなら、信用力や資金調達力を示す財産の一部とも考えられる、という意味。借金そのものを無条件に肯定する言葉ではない。由来
「借金も財産の内」は、商売や資産を持つ者の間で、借入を事業資金として活用する考え方から生まれたとされることわざである。「借金も身代の内」という近い言い方もある。成立した正確な年代や出典は明確ではないが、近世以降の商人社会で用いられてきた表現と考えられる。備考
主に事業・投資の文脈で使う。日常の浪費による借金を正当化する意味ではなく、返済能力と資金の使途が重要だという含みがある。例文
- 新しい設備への投資なら、返済計画を立てたうえでの借入なので、「借金も財産の内」と言えるかもしれない。
- 父は、事業を大きくするには信用が必要であり、借金も財産の内だとよく話していた。
- 「借金も財産の内」というが、収入に見合わないローンを組むのは危険だ。
類義語
- 借金も身代の内
- 借金も財産
- 金持ち借金多し
対義語
- 無借金経営
- 身の丈に合った暮らし
- 借金苦