倹約は富の基
読み方
けんやく は とみ の もと意味
むだな出費をせず、収入や物を大切に使う倹約を続ければ、少しずつ財産を築くことができるという意味。大きな富は、一度に得られるものではなく、日々の節制や計画的なお金の使い方から生まれるという教え。由来
「倹約」とは、むだを省いて物や金銭を大切に使うこと、「基」は土台・出発点をいう。この表現の成立した正確な年代や、特定の出典は明らかではない。古くから日本で伝えられてきた、節制を重んじる生活訓・処世訓として定着したことわざである。備考
必要な支出まで極端に切り詰める「けち」とは異なり、むだをなくして計画的に使う姿勢を勧める語。個人の家計だけでなく、企業や組織の経営についても用いられる。例文
- 毎月の小さな支出を見直して貯金を始めた。倹約は富の基というから、まずは固定費を減らそう。
- 祖母は物を修理して長く使い、「倹約は富の基だよ」と私たちに教えてくれた。
- 会社の経費も同じで、不要な出費を抑えることが将来の投資資金につながる。まさに倹約は富の基である。
類義語
- 節約は富の基
- 塵も積もれば山となる
- 始末の心がけ
対義語
- 浪費は貧乏の基
- 宵越しの銭は持たぬ