働き者に貧乏なし
読み方
はたらきもの に びんぼう なし意味
よく働き、勤勉に努力する人は、生活に必要な収入や財産を得られるため、貧乏にはなりにくいということ。勤労を大切にし、怠けずに働くことを勧める言葉である。ただし、現実には社会状況や健康などの事情もあるため、必ずしも努力だけで貧困を避けられるという意味ではない。由来
古くから日本で伝えられてきた、勤労を尊ぶ教訓的なことわざである。特定の作者・初出文献や成立年は明確ではない。近世以降、農業や商いなどで日々まじめに働くことが生活の安定につながるという経験則を背景に、広く用いられるようになったと考えられる。備考
勤勉を称賛する伝統的な表現。現代では、貧困には雇用環境・病気・家庭事情など多様な要因があるため、相手の困窮を努力不足と決めつけるような使い方は避けるのが望ましい。例文
- 祖父は毎朝畑に出て、「働き者に貧乏なし」と言いながら、こつこつ作業を続けていた。
- 新入社員には、働き者に貧乏なしという気持ちで、まずは任された仕事を丁寧にやりなさいと伝えた。
- 彼女は小さな店を地道に切り盛りして成功した。まさに「働き者に貧乏なし」を実践した人だ。
類義語
- 働かざる者食うべからず
- 勤勉は富を生む
- 早起きは三文の徳