元手無しに商売はできぬ
読み方
もとで なしに しょうばい は できぬ意味
商売を始めたり続けたりするには、商品を仕入れる金や設備などの元手(資本)が必要であり、何の資金もなしには商売は成り立たない、という意味。転じて、何かを行うには最低限の準備や資源が必要だというたとえにも用いる。由来
「元手」は商売を始める際の資金・資本を意味する語である。このことわざは、仕入れや運転資金なしには商いができないという実際的な経験から生まれた表現と考えられる。正確な成立時期や初出は不詳だが、商業活動の中で古くから用いられてきた教訓的な言い回しである。備考
主に商売・起業の資金の必要性を説く表現。ここでいう「元手」は現金だけでなく、商品、設備、信用など、事業の出発点となる資源を広く指すこともある。例文
- 新しい店を出したい気持ちはあるが、元手無しに商売はできぬというから、まず開業資金を貯めよう。
- 設備投資の計画を立てる前に、元手無しに商売はできぬことを踏まえて、資金調達の方法を検討した。
- 「アイデアだけで起業したい」と言う弟に、父は「元手無しに商売はできぬ」と現実的な助言をした。
類義語
- 商売は元手
- 商いは元手
- 金がなくては商売はできぬ