出ずるを制して入るを図る
読み方
いずるを せいして いるを はかる意味
支出を抑えるとともに、収入を増やす方法を考えること。とくに財政・家計・事業の立て直しにおいて、無駄な出費を削減するだけでなく、収益や財源を確保・拡大する必要がある、という考え方を表す。由来
財政や経済の運営に関する漢文調のことわざ・格言として定着した表現である。「出ずる」は支出、「入る」は収入を意味する。特定の古典に由来することを確定できる資料は乏しいが、中国古典に見られる、収入と支出の均衡を重んじる思想(「量入為出」など)と共通する。成立した正確な年代は不明。備考
主に家計・企業経営・行政財政について用いる硬めの表現。「出を制して入を図る」ともいう。単に節約するだけでなく、収入を増やす方策も講じる点が重要である。例文
- 赤字を解消するには、出ずるを制して入るを図るという姿勢で、経費削減と売上向上を同時に進めるべきだ。
- 家計を見直し、出ずるを制して入るを図るために、固定費を減らして副業も始めた。
- 自治体には、出ずるを制して入るを図る観点から、不要な事業の整理と安定した財源の確保が求められる。
類義語
- 開源節流
- 節流開源
- 出を制して入を図る
- 倹約して収入を増やす
対義語
- 入るを量りて出ずるを為す
- 入るを計りて出ずるを制す
- 放漫財政