利食い千人力
読み方
りぐい せんにんりき意味
相場で値上がりした商品や株などを売り、利益を確定させることは、千人の力を得るほど心強く価値がある、という意味の相場格言。さらに値上がりするかもしれないと欲張りすぎず、利益が出ているうちに確実に利食いする大切さをいう。由来
正確な初出や成立年は不明である。「利食い」は相場で売買益を確定すること、「千人力」は非常に頼もしいことを表す古くからの言い方である。この二つを結んだ表現が、江戸期から続く商品相場の慣行や、明治期以降に発達した株式相場の世界で格言として広まったと考えられる。備考
主に株式・先物・商品などの相場で使う格言。利益確定を勧める表現だが、常に早く売るべきだという絶対的な投資法則ではない。例文
- 株価が目標額まで上がったので、彼は「利食い千人力」と考えて利益を確定した。
- 含み益を欲張って失わないように、利食い千人力を心に留めて売却の時期を決めよう。
- 相場は先が読めないからこそ、祖父はいつも「利食い千人力だ」と言って、早めの利益確定を勧めた。
類義語
- 利益確定
- 利食い
- 頭と尻尾はくれてやれ
対義語
- 利を伸ばす
- 売り惜しみ