勤倹は富の本
読み方
きんけん は とみ の もと意味
よく働き、むだ遣いをせずに質素・倹約を心がけることが、財産や豊かな暮らしを築くための基本であるという意味。単に金銭をため込むことではなく、勤労と節度ある生活を重んじる教えである。由来
「勤」は勤勉に働くこと、「倹」は倹約することを表す漢語で、中国の儒教的な勤労・節約思想を背景にもつ表現とされる。日本では江戸時代以降、生活訓・処世訓として広く用いられた。現在の形の正確な初出年・出典は明確ではない。備考
「勤倹」は勤勉と倹約を合わせた語。現代では節約を過度に強いる意味ではなく、働き方や支出に節度を持つという文脈で用いるのが自然。例文
- 祖父は「勤倹は富の本」を信条に、若い頃から収入の一部をこつこつ貯蓄してきた。
- 事業を長く続けるには、売上を増やすだけでなく、勤倹は富の本という姿勢で無駄な経費を抑えることも大切だ。
- 子どもたちには、勤倹は富の本という言葉を通して、物を大切にし、働くことの価値を教えたい。
類義語
対義語
- 奢侈は貧の本
- 浪費は身を滅ぼす