博打は胴元に限る
読み方
ばくちは どうもとに かぎる意味
賭博では、参加者として賭けるよりも、場を開いて手数料などを得る胴元になるほうが、一般に損をしにくく利益を得やすいということ。転じて、投機的な事業でも、自ら危険な勝負をする側より、仕組み・場・サービスを提供して収益を得る側が有利だという意味で使う。由来
「胴元」は、賭博の場を取り仕切り、賭け金から手数料(寺銭)を取る主催者・親を指す語で、江戸時代には賭博に関する語として用いられていた。このことわざは、胴元が参加者の勝敗にかかわらず一定の収入を得やすい仕組みを表したものとされる。正確な成立年や最初の出典は不明である。備考
賭博を勧める表現ではなく、胴元が有利な収益構造を持つことをいう。現在は、プラットフォーム事業や仲介業などを評する比喩としても使われる。相手の利益を搾取するという批判的な響きを伴う場合もある。例文
- 客として賭けに参加するより、手数料を得る運営側に回るほうが安定している。まさに博打は胴元に限る、ということだ。
- 彼は値上がりしそうな商品に投資するのではなく、売買できるアプリを作った。博打は胴元に限るという発想である。
- 競争の激しい市場で商品そのものを売るより、出店者から利用料を受け取る市場を運営するほうがよい。博打は胴元に限ると言われるゆえんだ。
類義語
- 胴元が一番儲かる
- 寺銭は丸儲け
- 博打は親が勝つ