口と腹とは違う
読み方
くち と はら と は ちがう意味
人が口で言うことと、心の中で本当に考えていること・望んでいることは一致しない場合がある、という意味。表向きは賛成や好意を示していても、内心では反対していたり別の考えを抱いていたりすることをいう。由来
「口」は人前で発する言葉、「腹」は昔から本心・内心・考えの宿る所と考えられてきたことに基づくたとえである。特定の作者や成立年は不明だが、口と腹を対比して人の表裏を表す日本語の慣用的な考え方から生まれたことわざとされる。備考
他人の本心を疑う文脈で使われやすく、やや不信感や批判を含む表現。相手を直接非難する言い方にもなり得るため、使用場面には注意が必要。例文
- 彼は計画に賛成だと言っていたが、後で反対意見を広めていた。口と腹とは違うということだ。
- 商談では相手の言葉だけをうのみにしてはいけない。口と腹とは違う場合もある。
- 笑顔で歓迎してくれたからといって安心はできない。口と腹とは違うこともある。
類義語
対義語
- 腹を割って話す
- 表裏がない
- 誠心誠意