味噌汁一杯三里の力
読み方
みそしる いっぱい さんり の ちから意味
味噌汁を一杯飲めば、三里(約12キロメートル)も歩けるほどの力がつく、という意味。味噌汁には栄養があり、体力や健康を支える食べ物だということをたとえていう。特に、朝の味噌汁の滋養をほめる際に用いる。由来
味噌汁が日常的な栄養食として重視されてきたことから生まれた民間のことわざ。「里」は日本の旧来の距離単位で、1里はおよそ3.9キロメートルであるため、三里は約12キロメートルに当たる。正確な成立時期や初出文献は明確ではないが、近世以降に広まった食生活上の言い習わしと考えられる。備考
「三里」は実際に三里歩けるという厳密な意味ではなく、味噌汁の滋養・活力を強調した表現である。現代では健康的な朝食や和食のよさを語る場面で使われる。例文
- 朝食を抜くつもりだったが、「味噌汁一杯三里の力」だと言われ、温かい味噌汁だけでも飲んで出かけた。
- 畑仕事の前には、祖母が味噌汁一杯三里の力だからと、具だくさんの味噌汁を作ってくれた。
- 忙しい朝でも、味噌汁一杯三里の力というように、栄養のある朝食を少しは取るようにしている。
類義語
- 朝の味噌汁は医者いらず
- 味噌汁は朝の毒消し
- 腹が減っては戦ができぬ