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商人に二言なし

読み方

あきんど に にごん なし

意味

商人は取引や商売上の約束を一度口にしたら、決して変更したり取り消したりしないということ。商売では信用が何より重要であり、約束を守る者でなければならない、という教えを表す。

由来

商人の信用を重んじる考え方から生まれたことわざ。武士の名誉と約束を重視する「武士に二言なし」を商人の世界に当てはめた表現とも考えられる。正確な初出の年代は不明だが、近世(江戸時代)以降、商業の発達とともに広く用いられてきたとされる。

備考

「二言」は、前に言ったことと異なる二度目の発言の意。現代では商人に限らず、約束や発言に責任を持つべきだという意味で使われる。

例文

  • 値段を提示した以上、後から上乗せはしません。商人に二言なしです。
  • 父は一度決めた納期を必ず守った。まさに商人に二言なしを貫いた人だった。
  • 口約束でも軽く考えてはいけない。商人に二言なしというように、信用は商売の土台だ。

類義語

  • 武士に二言なし
  • 男に二言なし
  • 約束を違えない
  • 信義を守る

対義語

このことわざに使われている漢字