商売は道によって賢し
読み方
しょうばい は みち によって かしこし意味
商売は、品物そのものだけでなく、売り方・仕入れ方・客への応対・販路などの方法次第で、うまく利益を上げられるという意味。「道」はここでは道路ではなく、手段・方法を指し、「賢し」は巧みだ、利口だという古い言い方である。由来
正確な成立年や初出典は未詳である。近世以降、商人の経験則として伝えられてきたことわざとされる。「道」は商売の方法・手立て、「賢し」は古語で「利口だ・巧みだ」の意で、商売の成否は工夫ややり方に大きく左右されるという考えを表す。備考
「賢し」は現代語ではあまり使わない古語的な表現。日常会話では「商売はやり方次第だ」と言い換えると自然である。利益のみでなく、工夫や適切な方法の重要性を述べる際に用いる。例文
- 同じ商品でも販売先を変えて利益を伸ばしたのだから、まさに商売は道によって賢しだ。
- 値下げだけに頼らず、予約販売を始めた店主は、商売は道によって賢しを実践している。
- 仕入れや宣伝の方法を工夫すれば結果は変わる。商売は道によって賢しというわけだ。
類義語
- 商売は才覚
- 商いは才覚