坊主の不信心
読み方
ぼうず の ふしんじん意味
僧侶でありながら仏を信じる心や信仰心が薄いこと。本来、その道の専門家・立場にある人が、最も大切にすべき事柄をおろそかにしていることのたとえとしても用いる。由来
「坊主」はもともと寺院の建物である「坊」に住む人を指し、のちに僧侶を意味するようになった。「不信心」は神仏を信じる心がないこと。僧侶でありながら信仰心がないという矛盾を表した表現で、成立時期や初出は明確ではない。備考
僧侶や宗教そのものを非難するためではなく、「立場にふさわしい行動をしない」という矛盾を皮肉る語。相手を直接評する際は侮辱的に響くことがあるため注意が必要。例文
- 寺の行事には熱心なのに、ふだんの行いは乱れているとは、まさに坊主の不信心だ。
- 健康を教える医師自身が生活習慣を顧みないのは、坊主の不信心のようなものだ。
- 環境保護を掲げる会社が大量の資源を無駄にしていては、坊主の不信心だと批判されても仕方がない。
類義語
対義語
- 信心深い
- 篤信