塩の辛さはなめて知れ
読み方
しお の からさ は なめて しれ意味
塩がどれほど辛いかは、実際になめてみなければ分からないということ。物事の本当の性質や苦労、感覚は、人から聞いた知識だけでは十分には理解できず、自分で経験して初めて分かるというたとえ。由来
成立した正確な年代や、特定の著作を初出とする確かな典拠は不明です。塩の味という誰もが身近に確かめられるものを例にして、実地に経験することの大切さを説いた日本のことわざです。「塩の辛さは嘗めて知れ」とも書きます。備考
「辛さ」はここでは塩味の強さを指します。「なめて」は「甘く見る」の意味ではなく、文字どおり味見をする意味です。知識を軽視する表現ではなく、経験の重要性を強調する際に用います。例文
- 海外で暮らす大変さは、話を聞くだけでは分からない。塩の辛さはなめて知れと言うように、実際に住んでみて初めて実感した。
- 新人には失敗を恐れず現場に出てもらいたい。塩の辛さはなめて知れで、仕事の勘所は経験から身につく。
- 介護の苦労は当事者になってみなければ理解しにくい。まさに塩の辛さはなめて知れ、ということだ。