塩は百味の長
読み方
しお は ひゃくみ の ちょう意味
塩は多くの料理の味を引き立て、ととのえる基本的で重要な調味料であるということ。「百味」は数多くの味・料理、「長」はその中で最も重要なものを表す。転じて、多くの物事を支える中心的で欠かせないもののたとえにもいう。由来
中国の仏教経典などに見られる、「多くの味の中で塩味が最も重要である」という考え方を背景とする表現とされる。日本には仏教文化・漢籍の受容を通じて伝わり、ことわざとして定着した時期は明確ではない。「長」は「ちょう」と読み、首長・第一人者のように「首位・中心」を意味する。備考
主に料理における塩の重要性をいうことわざ。現在は日常会話よりも、料理・食文化についての文章や、何かの基礎的重要性を強調する比喩として使われる。「長」は「おさ」ではなく、通常「ちょう」と読む。例文
- だしが良くても塩加減が悪ければ料理は決まらない。まさに塩は百味の長だ。
- 祖母は、塩は百味の長だから、まずは良い塩を選びなさいと教えてくれた。
- この製品では基礎技術が品質を支える。塩は百味の長というように、地味な土台こそ大切だ。
類義語
- 塩は百味の首
- 塩は百味の元
- 酒は百薬の長