売り買いは相対
読み方
うりかい は あいたい意味
品物を売る側と買う側が、価格・数量・条件などについて互いに話し合い、納得してはじめて売買は成立するということ。一方だけの都合や希望だけでは取引は決まらない、という意味でいう。由来
「相対(あいたい)」は、当事者どうしが向かい合い、相談・合意することを表す語である。売買の値段や条件を売り手・買い手の合意で決める慣行から生まれたことわざと考えられる。成立した正確な時期や初出文献は未詳だが、近世(江戸時代)以来の商取引の考え方を伝える表現として用いられてきた。備考
「相対」は一般には「そうたい」と読むことが多いが、このことわざでは「あいたい」と読む。現在はやや古風な表現で、交渉による取引や当事者間の合意を強調する際に使う。例文
- 商品の値段は一律ではない。売り買いは相対だから、双方が納得するまで条件を話し合おう。
- 市場では売り買いは相対であり、売り手と買い手の交渉によって価格が決まる。
- こちらが買いたいと思っても、売り買いは相対だ。相手が売る条件に同意しなければ取引は成立しない。
類義語
- 商いは相対
- 相対売買