小富は勤めより出で、大富は天より出ず
読み方
しょうふ は つとめ より いで、 たいふ は てん より いず意味
小さな財産を築くには、まじめに働き、努力を重ねることが必要である。一方、非常に大きな富を得られるかどうかには、努力だけでは左右できない天運・時運も大きく関わる、という意味。由来
中国で古くから伝わる格言「小富由勤、大富由天(小さな富は勤勉によって得られ、大きな富は天による)」を和訳した表現とされる。原典や成立した正確な時期、日本へ伝来した時期は明確ではない。備考
「勤め」は会社勤めではなく、精を出して働くこと。「天」は天命・運命・時運を指す。努力を否定する言葉ではなく、巨富には運も関わるという含意で用いる。例文
- 祖父は「小富は勤めより出で、大富は天より出ず」と言い、日々の仕事と節約を決して怠らなかった。
- 事業で大成功を収めるには努力が欠かせないが、小富は勤めより出で、大富は天より出ずというように、好機にも恵まれる必要がある。
- 彼は成功を自分の実力だけだとは考えず、「小富は勤めより出で、大富は天より出ず」と、周囲の支えや運にも感謝している。
類義語
- 小富由勤、大富由天
- 富貴は天に在り
- 人事を尽くして天命を待つ