ことわざ辞典

少壮努力せずんば老大徒に傷悲せん

読み方

しょうそう どりょく せずんば ろうだい いたずらに しょうひ せん

意味

若く元気な時期に勉学や仕事に励まず努力を怠っていると、年老いてから何も成し遂げられなかったことをむなしく悲しむことになる、という戒め。若い時の時間を大切にし、将来のために努力せよという意味。

由来

中国の古詩「長歌行」にある句「少壮不努力、老大徒傷悲」に由来する。作者は不詳で、漢代の民間歌謡をもとにした楽府詩とされるため、成立はおおむね前漢〜後漢期(紀元前2世紀〜紀元2世紀ごろ)と考えられるが、正確な年は不明。

備考

漢文訓読調の硬い表現で、日常会話よりも訓戒・文章・式辞などで使われる。若者への勉学や修養の戒めとして用いられることが多い。

例文

  • 受験勉強を後回しにして遊んでばかりいる息子に、父は「少壮努力せずんば老大徒に傷悲せんだぞ」と諭した。
  • 若いうちに語学を身につけておけばよかったと後悔するたび、少壮努力せずんば老大徒に傷悲せんという言葉が身にしみる。
  • 新人時代の地道な訓練を嫌がる彼に、先輩は少壮努力せずんば老大徒に傷悲せんと励ました。
  • 学生のころの時間は貴重だ。少壮努力せずんば老大徒に傷悲せんと言うように、今できる努力を怠ってはいけない。
  • 定年後に何の専門性も残らなかったと嘆く上司の姿を見て、少壮努力せずんば老大徒に傷悲せんとはこのことだと思った。

類義語

対義語