少年老い易く学成り難し
読み方
しょうねん は おい やすく がく は なり がたし意味
若いうちに学問や技術を身につけて大成することは容易ではない一方で、時間はたちまち過ぎて人はすぐに年を取る、という意味。若い時期の貴重な時間をむだにせず、勉学や自己研鑽に励むべきだという戒めとして用いる。由来
中国・南宋時代(12~13世紀)の儒学者、朱熹(朱子、1130~1200)作と伝えられる漢詩「偶成」の冒頭句とされる。続く句は「一寸の光陰軽んずべからず」である。ただし、この詩が朱熹の確実な作品かどうかには異説があり、成立事情や作者は未詳とする見方もある。日本では江戸時代以降、勉学を励ます句として広く定着した。備考
「少年」は男の子だけでなく、若い人・若い時代を指す。「学」は単なる知識ではなく、学問を修めて成果を得ることの意。現在は年齢を問わず、時間を大切に学ぶ戒めとして使われる。例文
- 試験までまだ時間があると思っていても、少年老い易く学成り難しという。毎日少しずつ復習しよう。
- 祖父は、少年老い易く学成り難しだぞと言って、若いうちに資格の勉強を始めるよう私を励ました。
- 部活動と両立しながら語学を学ぶ彼女の姿は、少年老い易く学成り難しという教えを実践しているようだ。
- 先延ばしにしているうちに一年が過ぎてしまった。少年老い易く学成り難しを痛感する。
- 入学式の式辞では、少年老い易く学成り難しを引用し、学生たちに時間を大切にするよう呼びかけた。
類義語
- 光陰矢の如し
- 歳月人を待たず
- 一寸の光陰軽んずべからず
- 一刻千金