強きを挫き弱きを助く
読み方
つよき を くじき よわき を たすく意味
力や立場の強い者による横暴を抑え、力の弱い者や困っている者を救うこと。とくに任侠・義侠の世界で、正義にかなった行いの理想としていう。由来
「強き」「弱き」は、それぞれ強い者・弱い者を表す文語的な言い方である。「挫く」は勢い・力をくじく意、「助く」は「助ける」の文語形。二つの対照的な行為を並べて、弱者を守る義侠的な理想を表した表現である。特定の初出や成立年は明確ではないが、近世以降、任侠や勧善懲悪の文脈でも広く用いられてきた。備考
「助く」は古風な文語表現で、現代語では「強きをくじき弱きを助ける」ともいう。任侠や時代劇を連想させることがあり、日常会話ではやや硬い表現である。例文
- 彼は強きを挫き弱きを助くという信念から、不当な扱いを受けた後輩を守った。
- 時代劇の主人公は、強きを挫き弱きを助く正義の味方として描かれている。
- 権力者に迎合せず、強きを挫き弱きを助く姿勢こそが大切だ。
類義語
- 弱きを助け強きをくじく
- 勧善懲悪
- 扶弱抑強
対義語
- 長い物には巻かれろ
- 強きを助け弱きを挫く