悪妻は百年の不作
読み方
あくさい は ひゃくねん の ふさく意味
よくない妻を迎えると、家庭の不和や浪費などによって家が長く衰え、百年も不作が続くほどの大きな損失になる、というたとえ。配偶者が家庭に与える影響の大きさを強調したことわざである。由来
明確な出典や成立年は伝わっていない。農耕社会では「不作」が生活基盤を失わせる深刻な災いだったため、長期にわたる不作を、家庭を衰えさせる配偶者のたとえに用いた表現と考えられる。「良妻は百年の豊作」と対にして使われることもある。備考
妻だけに家庭の責任を負わせる性差別的な見方を含むため、現代の日常会話で配偶者に向けて使うのは不適切になりやすい。主に古い価値観の紹介・批評として用いられる。例文
- 祖父は結婚相手を選ぶ際に、「悪妻は百年の不作」と昔のことわざを口にした。
- この小説では、主人公が「悪妻は百年の不作」という偏見に苦しめられる様子が描かれている。
- 彼は夫婦関係の問題をすべて妻の責任にして、「悪妻は百年の不作」などと言った。
- 現代では、「悪妻は百年の不作」という言葉をそのまま使うのは慎重であるべきだ。
- 講師はこのことわざを例に挙げ、昔の家族観やジェンダー観について解説した。
類義語
- 悪妻は家を滅ぼす
- 悪女は身を滅ぼす
対義語
- 良妻は百年の豊作
- 良妻賢母
- 内助の功