我が仏尊し
読み方
わが ほとけ たっとし意味
人は、自分が信仰する仏や自分に関係の深いものを、特に尊く優れたものだと思いがちである、という意味。転じて、自分の身内・所属・所有物などをひいきして高く評価することをいう。由来
仏教に由来することわざ。「我が仏」は自分が信仰・祀る仏、「尊し」は尊いという意味で、自分の仏を他の仏より尊いと思う人情を表した。特定の初出資料や成立年は明確ではないが、仏教信仰が民間に広まる中で用いられてきた表現とされる。備考
自分に近いものをひいきする人情を、やや批判的または客観的に述べる際に使う。特定の宗教への優劣を主張する表現ではなく、比喩として用いられることが多い。例文
- 彼は自社製品の欠点を一切認めない。まさに我が仏尊しという態度だ。
- 親が自分の子どもの作品を誰よりも褒めるのは、我が仏尊しという面もあるだろう。
- 郷土の祭りを一番だと思うのは自然なことだが、我が仏尊しになりすぎないよう、他地域の文化も尊重したい。