我慢は身の毒
読み方
がまん は み の どく意味
つらさ・痛み・不満などを、無理に長く耐え忍び続けると、心や体に悪い影響が出るということ。何でも黙って我慢するのではなく、必要に応じて休息を取ったり、人に相談したりすることが大切だという戒め。由来
正確な初出や成立年代は未詳。『我慢』は本来、仏教語で、自分を頼み他人を見下す慢心を指した。近世以降、「耐え忍ぶ」という意味が広まり、この日常語義をもとに、過度の忍耐は心身を害するという教訓として定着したと考えられる。備考
病気や苦痛、不満を必要以上に抑え込まないよう促す表現。「我慢」自体を常に悪いものとするのではなく、無理を重ねるほどの過度な我慢を戒める際に用いる。例文
- 一人で悩みを抱え込むのはやめなよ。我慢は身の毒だよ。
- 痛みが何日も続くなら、我慢は身の毒というから、早めに病院へ行きなさい。
- 職場での理不尽な扱いを黙って耐えていたが、我慢は身の毒だと思い、上司に相談した。
類義語
- 我慢にも限度がある
- 過ぎたるは及ばざるが如し
- 無理は禁物
対義語
- 石の上にも三年
- 忍耐は力なり