政は人なり
読み方
まつりごと は ひと なり意味
政治や行政の成否は、制度や形式だけで決まるものではなく、それを担い運営する人の人格・能力・見識によって決まる、という意味。よい政治を行うには、適切で有能な人材を得ることが何より重要だという考えを表す。由来
中国の儒教経典『礼記』の「中庸」にある「為政在人(政を為すは人に在り)」に基づく表現とされる。『礼記』は前漢時代(紀元前2世紀~前1世紀ごろ)に編纂されたとされ、この句は、政治は人材にかかっているという儒家思想を端的に示すものとして日本でも用いられてきた。備考
「まつりごと」は本来、政治・統治を意味する古風な語。主に政治、人事、組織運営について、指導者や担当者の資質の重要性を強調する際に用いる。例文
- 新しい制度を作るだけでは改革は成功しない。政は人なりというように、それを実行する人材の育成が必要だ。
- 市長は就任演説で、「政は人なり」と述べ、専門性と倫理観を備えた職員の登用を約束した。
- 組織の運営にも政は人なりという面があり、責任者の判断力が全体の信頼を左右する。
類義語
- 為政在人
- 政は人にあり
- 人を得れば国治まる