文は人なり
読み方
ぶん は ひと なり意味
文章の書き方や言葉の選び方には、書いた人の知性、教養、性格、ものの考え方などが自然に表れる、という意味。文章を読めば、その作者がどのような人物かある程度うかがえるということ。由来
フランスの博物学者ジョルジュ・ルイ・ルクレール・ド・ビュフォンが、1753年にフランス学士院で行った就任演説『文体について(Discours sur le style)』で述べた「Le style est l’homme même.(文体とは人そのものである)」に由来する日本語訳として広まった。日本固有の古いことわざではなく、西洋の名言を定着させた表現である。備考
ここでいう「文」は主に文章・文体を指す。「なり」は古風な断定表現。文章から人物像を判断する際に使うが、文章だけで人の全てを決めつけない配慮も必要である。例文
- 簡潔で誠実なメールを読むと、まさに文は人なりだと感じる。
- 彼の小説には温かな人柄がにじんでいる。文は人なりという言葉どおりだ。
- 応募書類は内容だけでなく表現も大切で、文は人なりとも言われる。
- 乱暴な言葉遣いの投稿を続けていると、文は人なりと思われかねない。
- 添削では誤字を直すだけでなく、文は人なりという意識で自分らしい文章を磨こう。
類義語
- 文は人を表す
- 文章は人なり
- 文如其人