旅に出て三日の古里
読み方
たび に でて みっか の ふるさと意味
旅に出ると、わずか三日ほどしか経っていなくても故郷が恋しく、なつかしく思われるということ。住み慣れた土地や家族のもとを離れて初めて、そのありがたさや愛着を強く感じる人の心をいう。由来
旅先で早くも故郷を恋しく思う人情を表した、古くから伝わることわざである。特定の作者・初出資料や正確な成立年代は明らかではない。「三日」は厳密な日数ではなく、旅立って間もない時期を表す語として用いられている。備考
「古里」は「故郷」とも書く。「三日」は実際に三日後という意味ではなく、旅立ってすぐに故郷が恋しくなることを強調する表現。現代では日常会話より文章やスピーチで使われやすい。例文
- 出張で地方へ来たが、旅に出て三日の古里というように、もう家族のいる家が恋しい。
- 留学してまだ一週間なのに、旅に出て三日の古里で、毎日のように故郷の友人を思い出す。
- 若いころは故郷を退屈だと思っていたが、離れてみると旅に出て三日の古里の気持ちがよく分かった。
類義語
- 故郷は遠きにありて思うもの
- 里心がつく
- 旅は憂いもの辛いもの