旅に師なし
読み方
たび に し なし意味
旅先には普段のように教え導いてくれる師や頼れる人がいないため、物事を自分で判断し、経験を通して学ばなければならないということ。また、旅そのものが人を成長させる学びの機会になるという意味でもいう。由来
正確な初出や成立した時代は明らかではない。古くから、日常の人間関係や師のもとを離れる旅では、見聞きしたことや失敗を通じて自力で学ぶほかない、という旅の実感から生まれたことわざとされる。備考
「師」は教師・師匠など、導いてくれる人の意。旅の自立や経験による学びを強調する表現で、現在は日常会話より文章・スピーチなどで用いられやすい。例文
- 初めての一人旅では予定どおりにいかないことも多かったが、旅に師なしで、自分で考えて行動する力がついた。
- 道に迷った経験も無駄ではない。旅に師なしというように、現地での失敗から学べることは多い。
- 両親は息子の海外留学を心配しながらも、「旅に師なしだからこそ成長する」と送り出した。