旅に病なし
読み方
たび に やまい なし意味
旅行中は気分が高揚し、日常の心配や疲れから離れるため、不思議と病気になったり体調を崩したりしない、という意味。旅が心身の気分転換になることをいう表現であり、実際に病気にならないという医学的な断定ではない。由来
古くから伝わることわざだが、成立した正確な年代や最初の出典は明確ではない。「旅に病なし、乞食に財なし」のように、後半を伴う形でも伝えられてきた。旅の非日常性や緊張感が、病気を忘れさせるという生活感覚を表したものと考えられる。備考
旅先で病気にならないことを保証する表現ではなく、旅行による高揚感や気分転換をやや誇張していう。現在は会話で「まさに旅に病なしだ」のように用いることが多い。例文
- 日ごろは体調を崩しがちな祖父も、温泉旅行の間は驚くほど元気だった。まさに「旅に病なし」だ。
- 出張前は少し風邪気味だったのに、現地に着くと気分が晴れて調子がよくなった。旅に病なし、というところだ。
- 「旅に病なし」とはいっても、無理な日程を組まず、休息や常備薬を用意して出かけよう。