旅の一日は家の十日に当たる
読み方
たびの いちにち は いえの とおか に あたる意味
旅先では、普段の家での生活よりも多くの人・風景・出来事に触れ、新しい知識や経験を得られる。そのため、旅で過ごす一日は、家で過ごす十日分にも匹敵するほど価値がある、という意味。由来
成立した年代や最初の出典は明確ではない。旅によって日常とは異なる土地・人・習慣に接し、多くの見聞を得られるという経験則から生まれたことわざで、近世以降に広く用いられるようになったと考えられる。「十日」は厳密な日数ではなく、旅で得る経験の多さを強調する表現である。備考
旅の価値を、観光だけでなく見聞・学び・人との出会いの多さに見いだす表現。「十日」は比喩であり、実際の日数を表すものではない。例文
- 短い海外研修だったが、現地の人々と交流して多くを学んだ。旅の一日は家の十日に当たるという言葉どおりだ。
- 祖父は、若いうちに各地を見て回りなさい、旅の一日は家の十日に当たるのだから、と私に勧めた。
- 取引先を直接訪ねる出張には、資料だけでは得られない発見がある。旅の一日は家の十日に当たるとはよく言ったものだ。
類義語
- 旅は世間の師
- 可愛い子には旅をさせよ