旅の土産は無事な顔
読み方
たびの みやげは ぶじな かお意味
旅先で買ってくる品物や珍しい話よりも、旅をした人が事故や病気なく、元気な顔で無事に帰ってくることが、家族や周囲にとって何よりうれしい土産であるということ。旅人の安全を願い、帰還を喜ぶ気持ちを表す。由来
旅が現代ほど安全でも手軽でもなく、道中の病気・事故・盗難・遭難などの危険が大きかった時代の人々の実感から生まれたことわざとされる。特定の作者や成立年は不明だが、近世以降に広く用いられてきた表現である。備考
主に、出発する人の安全を願う場面や、無事に帰ってきた人を迎える場面で使う。実際の土産物を否定するのではなく、安全な帰還が最も大切だという意味である。例文
- 旅行のお土産を気にしなくていいよ。旅の土産は無事な顔というから、元気に帰ってきてくれれば十分だ。
- 悪天候のなかを出張していた父が帰宅し、母は「旅の土産は無事な顔ね」と安心した。
- 祖父母は海外旅行へ出かける孫に、旅の土産は無事な顔だよ、と安全第一で行くよう言い聞かせた。
類義語
- 無事これ名馬
- 便りのないのはよい便り