旅の者は三人連れ
読み方
たび の もの は さんにんづれ意味
旅をするなら、一人よりも三人ほどの仲間と連れ立つのがよいということ。昔は旅先で病気・盗難・道迷いなどの危険が多かったため、仲間がいれば互いに助け合え、万一一人に何かあっても残る者が対応できるという知恵を表す。転じて、困難や不慣れなことには仲間を伴うのがよいという意味でも用いる。由来
正確な初出や成立時期は未詳である。交通や宿泊の安全が十分に整っていなかった時代、旅は盗賊・病気・悪天候・道迷いなどの危険を伴った。そこで、互いに見守り助け合えるよう、旅人は一人ではなく三人ほどで行動するのが望ましいという経験則から生まれたことわざとされる。備考
「三人」は必ず三人でなければならないという意味ではなく、一人旅より仲間と行くほうが安全で心強いというたとえ。現代では比喩的に、困難な仕事を協力して進める場面にも使える。例文
- 初めての山道を歩くので、「旅の者は三人連れ」と言うように、友人二人と一緒に出かけることにした。
- 夜行バスでの遠出は少し不安だったが、旅の者は三人連れというので、同僚と三人で参加した。
- 慣れない海外出張では、旅の者は三人連れの心構えで、現地に詳しい担当者と連携することが大切だ。
類義語
- 旅は道連れ世は情け
- 旅は道連れ