旅は日和、夜は月
読み方
たび は ひより、よる は つき意味
旅をするには晴天がよく、夜を過ごすには月明かりのある夜がよい、という意味。転じて、物事にはそれぞれ目的にかなった時や条件があり、よい結果を得るには適切な状況を選ぶことが大切だというたとえ。由来
旅に適した「日和」と、夜に趣を添え明かりにもなる「月」を対にして、好条件を表したことわざです。特定の作者・初出資料や成立年は明確ではありませんが、古くから使われてきた慣用的な表現で、江戸時代以降のことわざ・随筆類などにも見られます。備考
本来は旅と夜の情趣を述べた表現ですが、現在は「目的に合うよい条件・好機」を選ぶ意味でも使われます。「旅は日和に、夜は月に」と助詞を補う形もあります。例文
- 明日の出張は快晴の予報だ。まさに旅は日和、夜は月という最高の条件だね。
- 新商品の発表は注目が集まる今週にしよう。何事も旅は日和、夜は月で、時機を選ぶのが大切だ。
- 雨の日に無理に山道を歩く必要はない。旅は日和、夜は月というから、天気のよい日に出かけよう。
類義語
- 時宜を得る
- 好機を得る
- 適時適所