旅は日数、日数は旅
読み方
たび は ひかず、ひかず は たび意味
旅行は、ある程度の日数をかけてこそ十分に味わえるものであり、日数をかけて移動し見聞を広めること自体が旅の本質である、という意味。あまりに急ぐ旅では、土地の景色や人情を楽しむ余裕がないことをいう。由来
正確な初出や成立年代は不明です。「日数」はここでは一般的な「にっすう」ではなく「ひかず」と読み、旅に必要な日々・日程を表します。近世以降、徒歩で長い日数をかけて各地を巡る旅の感覚を背景として定着したと考えられます。備考
「日数」は慣用的に「ひかず」と読む。現代では日程に余裕を持つ旅を勧める際に使うが、日数の長さだけを重視する意味ではない。会話では「旅は日数」と前半だけで用いられることもある。例文
- せっかくの休暇なのに一日で何都市も回るのは慌ただしい。旅は日数、日数は旅というから、行き先を絞ってゆっくり過ごそう。
- 祖父は、名所を急いで巡るより町の人と話すのが旅だと言い、「旅は日数、日数は旅」とよく口にした。
- 帰路を急ぐ一行に対し、彼は「旅は日数、日数は旅だよ」と言って、もう一晩宿に泊まることを提案した。
類義語
- 急がば回れ
- 急ぐ旅には道連れなし