明日の米を今日搗く
読み方
あすの こめを きょう つく意味
まだ必要になるのが明日である米を、今日のうちから搗いて用意するという意味。必要以上に早く準備をしたり、先のことを心配して気を急いだりすることのたとえ。多くは、せっかちで早まった行動をやや批判的にいう。由来
米を食べる前に臼などで搗いて精米していた時代の生活習慣から生まれたことわざとされる。「明日食べる米」まで今日のうちに搗く姿を、必要以上に先走る行為として表したもの。成立した正確な年代・時代は不明。備考
「搗く」は米を臼などでついて精米する意。現代では日常的な作業ではないため、比喩として理解されることが多い。計画的な準備そのものを非難する語ではなく、度を越した先走りをいう。例文
- 締め切りは来週なのに、もう徹夜で仕上げるなんて、明日の米を今日搗くようなものだ。
- 旅行はまだ半年先だというのに毎日予定を立て直していては、明日の米を今日搗くことになるよ。
- 将来への備えは大切だが、心配のあまり明日の米を今日搗くような生活にならないようにしたい。
類義語
- 明日の飯を今日炊く
- せいては事を仕損じる
- 急いては事を仕損じる
対義語
- 明日は明日の風が吹く
- 明日のことを言うと天井の鼠が笑う