易者身の上知らず
読み方
えきしゃ みのうえ しらず意味
人の運勢や将来を占う易者であっても、自分自身の運命や事情はわからないという意味。転じて、他人のことには助言したり欠点を見つけたりできるのに、自分自身の問題には気づけず、適切に対処できないことのたとえ。由来
古代中国に由来する占いである「易」を行う者(易者)を題材にしたことわざ。人の運命を占う専門家でも自分の将来までは知り得ない、という皮肉から生まれた表現である。ことわざとしての正確な初出・成立時期は明確ではない。備考
実際の易者だけでなく、専門家や助言者が自分自身の問題を解決できない場合にも用いる。相手を批判・からかう響きがあるため、使用場面には配慮が必要。例文
- 人の将来については的確に助言する彼が、自分の転職では迷い続けているとは、まさに易者身の上知らずだ。
- 家計相談に乗る仕事なのに自分の支出を管理できないとは、易者身の上知らずと言われても仕方がない。
- 他人の欠点はすぐに指摘できるのに、自分の癖には気づかない。易者身の上知らずにならないよう、時には自分を振り返ろう。
類義語
対義語
- 己を知る
- 自知の明