春の鯛、秋の鯖
読み方
はるの たい、 あきの さば意味
春には産卵期を迎える鯛が、秋には脂ののった鯖が特においしい、という意味。季節ごとに最もおいしい「旬」の食べ物があることを表すことわざである。由来
鯛と鯖の旬に着目した、食文化に基づく古くからの言い回しである。明確な初出や成立年は不明だが、季節の魚介を大切にしてきた日本の食習慣の中で広まったと考えられる。春の鯛は「桜鯛」とも呼ばれ、秋の鯖は脂が増して味がよいとされる。備考
魚の味や旬には産地・漁場・個体差があり、現在は養殖や流通の発達で一年中食べられる。ここでは、季節の食材を味わうという伝統的な感覚を表している。例文
- 市場で店主が「春の鯛、秋の鯖というから、今の鯖は格別だよ」と勧めてくれた。
- 旬の食材を味わうのが好きなので、春は鯛、秋は鯖を食べるようにしている。
- 祖母は、春の鯛、秋の鯖だと言って、季節に合った魚料理を食卓に並べていた。
類義語
- 春は鯛、秋は鯖
- 旬のものはうまい