昨日の敵は今日の友
読み方
きのう の てき は きょう の とも意味
昨日まで争ったり対立したりしていた相手でも、立場や利害、状況が変われば、今日は協力する味方・友人になることがあるという意味。特に政治、外交、商売、組織内の人間関係などで、敵味方の関係が固定的ではないことをいう。由来
特定の作者・典拠や成立時期は未詳である。人間関係や政治的な利害によって、敵対していた者同士が協力関係に変わるという古くからの経験則を表したことわざとして伝わる。「昨日の友は今日の敵」と対にして用いられることもある。備考
日常会話でも使えるが、政治・外交・企業間競争など、利害関係の変化を述べる場面でよく用いる。必ずしも深い友情を表す語ではなく、一時的・実利的な協力関係を含むことが多い。例文
- 選挙後、対立していた二つの党が連立を組んだ。まさに昨日の敵は今日の友だ。
- 競合企業だったが、新しい市場を開拓するために共同開発を始めた。ビジネスでは昨日の敵は今日の友になることもある。
- 部活ではライバル校の選手だった二人が、代表チームでは力を合わせている。昨日の敵は今日の友というわけだ。
- 交渉では激しく意見を戦わせた相手でも、共通の目標ができれば協力者になり得る。昨日の敵は今日の友だ。
- かつて批判し合っていた議員たちが法案成立のために手を組んだので、記者は『昨日の敵は今日の友』と評した。
類義語
- 昨日の友は今日の敵
- 敵の敵は味方
- 合従連衡