ことわざ辞典

昨日は今日の昔

読み方

きのう は きょう の むかし

意味

昨日の出来事であっても、今日になればすでに過去のもの、すなわち「昔」といえるほど、時の移り変わりは早いということ。時間の経過によって、物事や人の状況が変化することを表す。

由来

「昨日」と「今日」を対比させ、昨日でさえ今日から見れば過去であるとする、時間の流れの速さを表したことわざである。特定の中国古典などを出典とする故事ではなく、成立した年代や最初の用例は明確ではない。近世以降に広く用いられてきた表現とされる。

備考

主に、時間の経過の速さや世の中の変化の激しさを感慨を込めていう。単に「昨日のことを忘れる」という意味ではない。

例文

  • 卒業して一年しかたっていないのに、昨日は今日の昔というように、学生時代がずいぶん遠く感じる。
  • 技術の進歩が速い業界では、昨日は今日の昔で、昨年の常識がすぐ通用しなくなる。
  • 町並みは再開発で大きく変わり、昔よく通った店のことも、昨日は今日の昔となった。
  • 選挙後の情勢はめまぐるしく変わる。まさに昨日は今日の昔だ。
  • 子どもの成長を見ていると、昨日は今日の昔という言葉を実感する。

類義語