時節がよければ草木もなびく
読み方
じせつ が よければ くさき も なびく意味
時機や世の中の流れが自分にとって有利であれば、草や木まで風になびくように、物事は自然にうまく進み、人々もそれに従うというたとえ。成功には能力だけでなく、適切な時期や周囲の状況が重要であることをいう。由来
正確な出典や成立時期は不詳です。「時節」は季節・時機・時勢、「草木もなびく」は風を受けた草木がなびく様子を表します。好ましい時勢が来れば、抵抗や障害が少なくなり、物事や人心まで自然に動くことを草木になぞらえていったことわざです。備考
好機や時勢の重要さを述べる表現で、努力をせずに待てばよいという意味ではありません。ビジネス、政治、流行、人生の機会など、状況の追い風を語る場面で使われます。例文
- 新しい企画はまだ早いかもしれないが、時節がよければ草木もなびくという。市場の追い風が来るまで準備を続けよう。
- 彼は長年研究を重ね、技術への関心が高まった時期に事業を始めた。まさに時節がよければ草木もなびく、という成功だった。
- 改革案に反対する人も多かったが、社会の必要性が広く理解されると賛同者が増えた。時節がよければ草木もなびくものだ。
- 今は売れなくても、流行や需要が変われば評価されることがある。時節がよければ草木もなびくと考え、焦らず力を蓄えたい。
- 彼女の提案が受け入れられたのは内容が優れていたからだけではない。時節がよければ草木もなびくというように、世の中の流れも味方したのだ。
類義語
- 待てば海路の日和あり
- 時を待つ
- 好機を待つ
対義語
- 時機を逸する
- 好機を逃す