月夜ばかりと思うな
読み方
つきよ ばかり と おもう な意味
月の明るい夜ばかりが続くわけではなく、暗い夜もあるように、人生や世の中には好調な時だけでなく、不運・苦難・危険な時もあるということ。物事が順調だからといって油断せず、悪い事態にも備えるべきだという戒めとして用いる。由来
月明かりのある夜と、月の出ない暗い夜との対比から生まれたことわざである。人生には明るい時期だけでなく、苦しい時期もあるというたとえになった。特定の作者・成立年は明らかではないが、古くから口承で用いられてきた表現とされる。備考
主に、好調な状況にいる人へ「油断するな」「不運にも備えよ」と忠告する際に使う。文字どおりの月夜の話ではなく、明暗の移り変わりを人生にたとえた表現である。例文
- 今期は売り上げが好調でも、月夜ばかりと思うな。景気の変化に備えて資金を残しておこう。
- 試験に一度合格したからといって月夜ばかりと思うな。次はさらに難しい課題が待っている。
- 祖父は、順調な時ほど月夜ばかりと思うなと言って、決して油断しなかった。
類義語
- 楽あれば苦あり
- 禍福は糾える縄のごとし
- 好事魔多し
- 明日は明日の風が吹く