朝飯は三里の力
読み方
あさめし は さんり の ちから意味
朝食をきちんと食べれば、三里(約12キロメートル)を歩けるほどの力が出る、という意味。朝食は一日の活動に必要なエネルギーを与える大切なものだという教えである。転じて、何かを始める前に十分な栄養や準備を整えることの重要さも表す。由来
徒歩で移動することが多かった時代の生活実感から生まれたことわざとされる。「里」は古い距離の単位で、1里はおよそ3.9キロメートルであり、三里は約12キロメートルに当たる。朝食を取ればそれだけ歩けるほど力がつく、というたとえである。成立した正確な年や最初の出典は明らかではないが、近世(江戸時代)以来の民間の言い回しとして伝えられてきた。備考
「三里」は距離を厳密に示す数字ではなく、朝食の効用を強調した表現。現代では栄養の必要量や食事の形は個人差があるため、健康状態に合わせて捉えるとよい。例文
- 遠足の日は朝飯は三里の力というから、時間がなくても朝食を食べて行きなさい。
- 父は「朝飯は三里の力だ」と言って、忙しい朝でも家族にご飯とみそ汁を用意する。
- 試験当日は集中力を保つためにも、朝飯は三里の力を忘れず、何か口にしてから出かけよう。
類義語
- 腹が減っては戦ができぬ
- 食は力なり