木に竹を接ぐ
読み方
きに たけを つぐ意味
話の内容や物事の組み合わせが不釣り合いで、前後のつながりや筋道が通らず、不自然なことのたとえ。本来は接ぎ木できない木と竹を無理に接ぐように、性質の異なるものを結び付けることにもいう。由来
木に別の植物の枝をつなぐ「接ぎ木」に由来する表現で、木と竹は性質が大きく異なり、通常は接ぎ木できないことをたとえている。いつ成立したかを特定できる資料は明確ではないが、近世以降に用例が見られる慣用的なたとえとされる。備考
主に話・文章・計画などの前後関係が不自然な場合に使う。「木に竹を接いだように」と連体修飾の形でも用いる。単に珍しい組み合わせではなく、調和や論理性を欠く点に重点がある。例文
- 説明の前半では費用を削減すると言っているのに、後半では予算を増やすと言うのでは、木に竹を接ぐような話だ。
- 和風の建物に突然宇宙船のような屋根を付ける案は、少し木に竹を接ぐ感じがする。
- 彼の提案は目的と手段が結び付いておらず、木に竹を接ぐようで説得力に欠けた。
- 二つの文章をそのままつなげたため、全体が木に竹を接いだような不自然な構成になった。
- 伝統行事の説明に根拠のない最新技術の話を混ぜると、木に竹を接ぐことになりかねない。
類義語
- ちぐはぐ
- 支離滅裂
- 前後矛盾
- 木に竹を接いだよう
- 牛頭馬頭
対義語
- 首尾一貫
- 筋が通る
- 理にかなう
- 整合性がある